大地の恵み「サラシア」
(機能性表示食品の)機能性と安全性

HOME

大地の恵み「サラシア」

(機能性表示食品の)
機能性と安全性

サラシアで
機能性表示食品を作りたい

TAKAMAのサラシア原料を購入されたお客様が機能性表示食品を届出される場合、原料販売から届出までの対応を当社が全面的にサポートいたしますので、ご安心ください。

2020年7月31日、TAKAMAのサラシア原料を含んだ「ハイサラシアタブレット」(販売元: ㈱タカマプランニング)が機能性食品として、消費者庁に届出受理(F332)されました。

機能性関与成分 サラシア由来サラシノール
「本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには、食事から摂取した糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能が報告されています。」

摂取目安量1日あたり9粒(サラシア由来サラシノール 0.6 ㎎配合)

サラシアの機能

機能性表示食品の届出資料における機能性を評価した研究レビューによると、サラシアと血糖値上昇に関わる国内外の研究論文1014報を調査し、2報の文献を採用して評価を行っています。

採用された文献2報において、米あるいは牛丼といった血糖値が上がりやすい食事とともにサラシアを摂取すると、食後の血糖値や糖の吸収量(血糖AUC)がサラシアを飲んでいない時に比べ、有意に減少したとのことでした。

採用文献

1)

北林広巳ら, サラシアエキス含有飲料の食後血糖上昇抑制効果と長期摂取および過剰摂取の安全性の検討, 健康・栄養食品研究,10, 23-36 (2007), ISSN : 2189-9266

2)

Nobuko Kajiwara ら, A study for evaluating the effect of the intake of meal containing Salacia extract on postprandial hyperglycemia, Glycative Stress Research, 4,117- 123 (2017) ISSN : 2188-3610

以上から、サラシア由来サラシノールには、食事から摂取した糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能が報告されています。

(機能性表示食品「ハイサラシア タブレット(F332)」別紙様式Ⅴ-4~16 研究レビュー参照)

サラシアの安全性

サラシア由来サラシノールを含む商品としては、1999年から2016年までに35,000kg以上の販売実績があり、今までに重篤な有害事象が発生したという報告はありません。株式会社タカマプランニングでも2008年から継続販売しており、累計6万個以上を出荷していますが、これまで健康被害等のクレームは発生しておりません。

また本品は、健康な成人男女に向けた商品でございますが、糖尿病治療薬や食事療法で治療中の2型糖尿病患者が、本品と同様の作用機序を持つα-グルコシダーゼ阻害剤「アカルボース」を1年間併用した場合でも低血糖発生率を上昇させなかった(参考文献)という報告があり、本届出製品を1日目安量を超えない範囲で摂取する場合には、低血糖を引き起こす可能性が低く、肝薬物代謝酵素への影響についても軽微であると考えられております。

参考文献

Chiasson JL, et al. : Ann Intern Med, 121, 928-935 (1994)

以上から、本製品は安全性に問題ないとして、消費者庁に届出を行っております。

(機能性表示食品「ハイサラシア タブレット(F332)」別紙様式Ⅱ-1 安全性評価シートより引用)

サラシアが糖の吸収を抑える
メカニズム

食事に含まれる炭水化物は、消化酵素によってショ糖や麦芽糖などの二糖類に分解されて小腸に運ばれます。そして、小腸の上皮にある「α-グルコシダーゼ」によって、ブドウ糖などの単糖に分解されることで小腸で吸収されます。(参考文献1)

サラシアはこのα-グルコシダーゼの力を弱める働きがあるため、二糖類から単糖に分解される量が減り、体内に吸収される糖の量を減らすことができます。(参考文献2.3.4)
単糖に分解されなかった二糖類は、そのまま大腸に運ばれ、体外に排出されます。

参考文献

1)

下田博司ら, スリランカ有用植物サラシア・レティキュラータ(Salacia reticulata)水抽出物のラットおよびヒトの食後過血糖に及ぼす作用, 日本栄養・食糧学会誌, 51, 279‒287(1998)

2)

後藤由夫ほか, α-glucosidase 阻害薬AO-128 のインスリン非依存型糖尿病に対する有用性.
医学のあゆみ, 160, 943-971 (1992)

3)

五島雄一郎ほか, インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)に対するBAY g
5421(Acarbose)の臨床的有用性. 医学のあゆみ, 149, 591-618 (1989)

4)

出口ヨリ子ほか, グアバ葉熱水抽出物のdb/db マウスにおける抗糖尿病効果およびヒト飲食試験による食後血糖値上昇抑制効果.
日本農芸化学会誌, 8, 923-931 (2005)

(機能性表示食品「ハイサラシア タブレット(F332)」別紙様式Ⅶ-1 作用機序に関する説明資料より引用)